Nior 野々市 パン屋

※2019年11月1日より朝食が変更になりました。

潔いシンプルな外観、オランダやドイツのヴィンテージ家具、インポートグロッセリー、全粒粉のパン、和の食材などが入ったパンやサンドイッチ…

食感と味わいへのこだわり

金沢市内から車で20分ほど、野々市市のまち中にあるベーカリーショップ、Nior(ニオール)。小麦はヨーロッパから厳選したものを輸入、生産者に直接直談判をするなど素材に徹底的にこだわり、オーブンは3種類を使い分けているのだそう。熱風で焼くコンベクションオーブンは「サクッ」、蓄熱で焼くデッキオーブンは「ザクッ」、薪釜は「パリッ」と…シンプルながら、食感とおおらかな味わいが楽しめるパンで評判です。

ベーカリーに薪釜があるのは珍しい…オーナーの丹尾淳二さんに話を聞くと、ピザ作りの才能をきっかけにこの道に進んだとのこと。「科学技術系の専門学校を卒業してから、意図せず働くことになったのがスーパーマーケットのパン部門だったんです。スーパーはこれから面白い分野だと思っての選択でしたが、パンは全く…別部門にいたんですが左遷されて(笑)その店の人気商品がピザスライスだったんですが、それを早く上手く作ることができて評価されたんですね。他県の店舗の立ち上げや、立て直しでマネージャーも経験しました。必要とされていると感じた時に、初めてこの道で行こうかなと思うようになって、気づけば20年近くパンに関わっています」。自分がやってきたことの答え合わせとしてイタリアのイスキア島、フランス・パリでの修行を経て、2016年2月に独立。

一番人気のクロワッサン。サックサクです。

丹尾さんのおすすめ、全粒粉パン。

マーケットなどの企画を通して、パンがある暮らしの提案を

おすすめは全粒粉のシンプルなパンですが、オープンしてから地元の方々に求められているのは惣菜パンや、サンドイッチだと気づいたそう。欧米と日本では食文化が違う。欧米の人達はパンに無い物を自分で足して食べることに慣れている。それに対して日本では一つで完結するパンに慣れている。お客様の希望に答えることも大事にしたいのですが、自分たちのいいと思うパンを食べてもらいたい。そのためには、どう食べるかも提案する必要がある…そんな気づきからベーカリーが主催のマーケット「NiOR MARKET」を開始。「日々の生活を豊かに」をテーマとして、全国の生ハムやチーズの人気店、金沢のこだわりを持っている飲食店のブースが軒を連ね、2019年秋の開催時には店内で収まらないほどの長い列が。

Nior パン

長時間発酵パン

固定概念にとらわれない店づくりや企画は、得意を生かし自分のしたいことを実現していくという目的からの逆算によって創り出されているよう。今後は、パンを主軸としたレシピやライフスタイルを動画で発信したり、肉や魚などスーパーマーケットのように様々なものを扱って行けたらとのこと。車で金沢に旅行に来られた方、小松、加賀方面に向かう方は、是非野々市に立ち寄ってみて。

 

Nior(ニオール)
野々市市白山町10
Website http://nior.jp/

 

photo by Nik van der Giesen

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