一見さんお断り?それでも芸妓さんを見てみたい!芸妓さんが見れるイベントを紹介
金沢では江戸時代から芸妓(げいぎ・げいこ)の文化があり、今もその文化が色濃く根づいています。金沢で芸妓さんの踊りを気軽に見ることはなかなか難しいですが、今回は誰でも芸妓さんの踊りを見ることができるおすすめのイベントを紹介します!
1.芸妓とは?
2.お稽古風景見学会
3.金沢芸妓のほんものの芸にふれる旅
4.金沢おどり
5.宇多須神社節分
6.最後に
1.芸妓とは?
まずは、芸妓とは何かを簡単に紹介します!
芸妓はお座敷で三味線や舞踊などを披露する者を指しています。舞妓と芸妓を混同する人もいますが、一般的に舞妓は15〜20歳くらいの年齢で、芸妓は芸に磨きがかかった者。ちなみに、舞妓は京都特有の文化で、金沢には舞妓はいません。
金沢では、藩政期時代からひがし茶屋街を中心としたお茶屋さんで親しまれていて、今も芸妓の舞を楽しむことができます。しかし、そのほとんどが一見さんお断りなので、芸妓を楽しむのがなかなか難しい…なので、これから紹介するイベントでぜひ気軽に楽しんでみてください!
2.お稽古風景見学会
夏だけの期間限定!それぞれの茶屋街の事務所で行われるお稽古風景が見学できます。普段の着飾った芸妓さんとはまた違った姿を見ることもできるのでおすすめ。見るだけではなく、体験できるコーナーもあるので、気軽にちょっとだけお座敷体験したい方にもおすすめです!
毎日ではない特定の日のみだけですが、夏だけの特別な体験をぜひ体験してみてください。
3.金沢芸妓のほんものの芸にふれる旅
芸妓さんとリアルなお座敷遊びなどが楽しめます。こちらは、夏のお稽古風景見学と違って、ビシッと決まった状態の芸妓さんたちが間近で見れます。
実際のお座敷のように、ごはんを食べながら芸を楽しむわけではないですが、リーズナブルに雰囲気だけでも楽しむことができますので、おすすめです!
4.金沢おどり
ひがし、にし、主計町(かずえまち)の金沢三茶屋街の芸妓さんたちが一堂に会し、ステージに登場する秋恒例のイベントです。普段はお茶屋さんの少し狭い空間で、舞踊などを披露する芸妓さん。大きい舞台上での踊りなので、人数も内容も一味違う芸妓さんの芸を堪能することができます。
舞台は客席を囲むように造られ、芸妓さんたちがその舞台にずらりと並び、一斉に踊る様子がまた壮観です。
金沢の秋の風物詩にもなっている金沢おどり。普段の芸妓さんたちの舞とはまた違った踊りをぜひ楽しんで見てください!
5.宇多須神社節分
金沢で節分の豆まきをする数少ない神社。ひがし茶屋街に位置していることもあり、ひがし茶屋街の芸妓さんたちによる豆まきが行われます。ステージイベントとして、芸妓さんの踊りも見ることができ、気軽に無料で踊りが見れる数少ないイベント。節分の豆まきが行われる立春のみですが、振る舞い酒と豆まきも合わせてぜひ見てみてください!
6.最後に
いかがでしたか?今回はおすすめのイベントをピックアップ。他にもお祭りなどのイベントや川床、英語ガイドによる体験など、様々な方法で芸妓さんを楽しむことができます。一言さんお断りだからってあきらめずに、ぜひ気軽に体験してみてはいかがでしょうか?
Kaname Inn Tatemachi フロントスタッフ カフェ巡りが好きな人間。