図書館で休憩していきませんか？金沢の建築美も感じられる図書館たち

30.08.2024

図書館といえば、本がずらっと並び、静かに読書や勉強をする場所。しかし、金沢の図書館は読書や勉強をする以外にも、建物自体にこだわりのある図書館が多いので建築を堪能するのもおすすめ！今回は、建築好きにぜひ行ってみてほしい、建築としても魅力のある金沢の図書館を紹介していきます。

目次
1.金沢海みらい図書館
2.石川県立図書館
3.玉川図書館
4.まとめ

1.金沢海みらい図書館

Kaname Inn Tatemachi最寄りの片町バス停からバスで走ること約25分。大通りの向こうに突如現れる真四角の建物が金沢海みらい図書館です。形はもちろん、約6,000の丸い窓が均等に並ぶ姿も特徴的！
2011年に開館した金沢海みらい図書館は、シーラカンスK&Hによって設計されました。建築として、グッドデザイン賞やアジア太平洋デザイン建築賞などの様々な賞も受賞！周りに大きな建物はなく、ポツンっと経ってるその姿は美しく、夕方の時間帯が写真を撮るのに最もベスト！
金沢海みらい図書館の周辺には北前船に関連する銭屋五兵記念館などもあり、金沢の港町も合わせて観光するのもおすすめです！

– 金沢海みらい図書館 –

	石川県金沢市寺中町イ１−１ Map
	076-252-5675
	Kaname Inn Tatemachiからは、車で約25分バスで片町バス停より[60][62][63]番バスで約25分乗車金沢海みらい図書館前バス停下車後、徒歩約2分
	詳細はホームページ

2.石川県立図書館

扇状の本棚が並ぶ姿が特徴の石川県立図書館は、2023年にできた比較的新しい図書館です。中に入るとその解放感に圧倒！高い天井で図書館全体を見渡すこともでき、まるで外にいるか錯覚してしまうくらい広く感じます。
さらに、全体を見ると木材がふんだんに使用していることに気づきます。石川県産の木にこだわり、床には能登ヒバを使用。石川県を感じることも魅力のひとつです。
円形劇場のような造りをしている石川県立図書館は、空中橋があるなど、周遊性があるのも特徴的。中を歩いていると、思わぬ本を見つけるきっかけになります。
また、通常はおしゃべり禁止の図書館だが、石川県立図書館は小声程度ならおしゃべりもOK！
金沢で人気のカフェ、ハムアンドゴーも併設されており、限定の図書館ブレンドがおすすめ！ほかにも県立図書館限定のグッズもありますので、お土産にぜひ立ち寄ってみてください。

– 石川県立図書館 –

	石川県金沢市小立野２丁目４３−１ Map
	076-223-9565
	Kaname Inn Tatemachiからは、車で約11分バスで香林坊バス停より[10]番バスで約12分乗車崎浦・県立図書館口バス停下車後、徒歩約2分
	詳細はホームページ

3.玉川図書館

明治時代に建てられた赤レンガの工場跡と現代建築が融合した玉川図書館。金沢を代表する建築家谷口吉郎と谷口吉生親子唯一の共同建築でもあります。
金沢中心部の閑静なエリアにある玉川図書館は、観光するような場所ではないが、建築が好きならば、魅力に感じる建物です。大きな窓が特徴的で、緑あふれる景色とともに、まるで森の中で本を読んでいるかのような開放感を感じることができます。
また、レンガ造りの建物は近世の資料館になっていて、近世の建物で近世の資料を見ることができる趣深い建築でもあります。
玉川図書館は一見地味な図書館ですが、歴史もデザインも見事な建築なので、谷口吉郎と谷口吉生親子の建築巡りや建築館とともに訪れるのがおすすめです。

– 金沢市立玉川図書館 –

	石川県金沢市玉川町２−２０ Map
	076-221-1960
	Kaname Inn Tatemachiからは、徒歩で約17分バスで片町バス停より金沢駅行きバスで約11分乗車南町バス停下車後、徒歩約6分
	詳細はホームページ