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大切な人への贈り物に… 大和で見つけるお土産6選

14.09.2024
香林坊アトリオの外 香林坊大和のデパ地下

地元では知らない人はいない、老舗百貨店の「大和(だいわ)」。地下1階には多くのお土産が販売されています。金沢駅にも多くのお土産物がありますが、「大和」はKaname Inn Tatemachiからのアクセスもよく、老舗百貨店ならではの丁寧な対応で商品知識も豊富なため、ゆっくりとお土産を選ぶことができます。そのため、相手を思い贈りたい、大切な人へのお土産を選ぶのにぴったりな場所です。
「大和」で販売されているお土産の中から特におすすめの6つをご紹介します!

目次
1.不室屋 宝の麩
2.高木屋 紙ふうせん
3.越山甘清堂 羽二重加賀れんこん餅
4.柴舟小出 山野草(さんやそう)
5. 中田屋 きんつば
6.中田屋 あんといろ
7.まとめ

 


1.不室屋 宝の麩

宝の麩 宝の麩箱

加賀麩は古くから保存食として重宝されてきました。特に寺院の多い金沢では、精進料理の食材として広く用いられてきましたが、時代の変化とともにさまざまな工夫やアレンジが施され、現代でも多くの方に親しまれています。
伝統的な価値を守りつつ、現代の食文化にも根付いている加賀麩。そんな加賀麩の魅力を手軽に楽しめるように作られた商品がこの「宝の麩」です。ふやきに麩や乾燥野菜を詰めたお吸い物で、お湯を注ぐだけで、彩り豊かな具材がふわっと鮮やかに広がり、本格的なお吸いものが出来上がります。加賀麩の美味しさを手軽に味わえ、食卓に彩りを添えます。大切な方へのお土産にぜひいかがでしょうか。


2.高木屋 紙ふうせん

紙ふうせん 紙ふうせん箱

大正14年、金沢兼六園の南に位置する本多町に創業した老舗の菓子処、菓匠高木屋。和菓子本来の美味しさを追求しつつも新しい時代の流れに沿った新製品の開発に力を注いでいる和菓子屋さん。和菓子に洋のエッセンスを取り入れた、「紙ふうせん」が有名です。
「紙ふうせん」は、金沢の和菓子らしく五感で楽しむことができます。色鮮やかでころっとしたまあるい形が可愛らしく、手にとると、まるで紙ふうせんのような軽さ。まあるい最中には和風ゼリー(錦玉)が入っており、パリッとした皮とゼリーが合わさり新感覚な和菓子です。やさしい甘さで食べやすく、和菓子が好きな方におすすめ。
見た目も食感も楽しく、他にはない珍しい和菓子なので贈り先の方に喜ばれます。


3.越山甘清堂 羽二重加賀れんこん餅

加賀れんこん餅 加賀れんこん餅

柔らかい羽二重餅に地物の加賀れんこんを練りこんだ新しいお餅菓子で、一口サイズで食べやすくなっています。
加賀れんこんは独特なねばりが特徴で、お餅と組み合わせることでれんこんの風味が生き、通常の羽二重餅よりもしっかりとした粘り気を感じることができます。
また、加賀れんこんの根の部分だけでなく蓮の実も炊き込んで使うことで、蓮全体を無駄なく利用し、蓮根に含まれるビタミンC、食物繊維、健康に良いとされるポリフェノールなど多くの栄養素をそのまま頂くことができる健康的なお菓子でもあります。
金沢のお土産として有名なものは多くありますが、これまでとひと味違ったお土産として大切な人に贈るのはいかがでしょうか。甘さ控えめなので、甘いものが苦手な方にもおすすめです。


4.柴舟小出 山野草(さんやそう)

山野草

1917年小さな菓子工房から始まり、多くの方々に喜んでもらえる菓子づくりを続けてきた柴舟小出。
柴舟小出の定番のお菓子としてせんべいの柴舟がありますが、この山野草は地元の人から親しまれているお菓子なのです。山野草の「山」と「野」は蒸しカステラと抹茶のそぼろ餡が二層になったやさしい甘さのお菓子で、ふわふわと柔らかな食感とほんのりとした甘さは、日本茶はもちろん、珈琲や紅茶にもよく合います。
お菓子だけではなく、美味しいお茶を一緒に贈るのも素敵ですよね。ホテルKaname Inn Tatemachiの近くにはおすすめのお茶屋さん「野田屋茶屋」があります。お菓子に合う美味しいお茶を探してみるのはいかがでしょうか。


5. 中田屋 きんつば

中田屋のきんつば

きんつばは餡のまわりに生地をつけて焼いた四角い和菓子のことですが、その名前の由来はご存知でしょうか。江戸時代に作られ始めたきんつばは、丸型で平たい形状をしていましたが、形が刀の鍔に似ていることから「銀鍔(ぎんつば)」と名付けられ、銀より金の方がより縁起が良いということで、「金鍔(きんつば)」と呼ばれるようになりました。明治に入ってから四角いきんつばが作られるようになり、現在では四角い形が定着しました。
北陸ではきんつばといえば中田屋というほど、中田屋のきんつばは有名です。その特徴は、半分に割ったときに見ることができる、艶やかなつぶ餡です。四季の気候の変化が大きな北陸ですが、温度や湿度管理によって小豆の炊き方を変え、職人が大粒の大納言小豆の形を崩さないよう、丁寧に時間をかけて作っています。
お召し上がりの際には、刃物を使わず手でそっと半分に割っていただくと、艶やかなつぶ餡の美しさをより一層お楽しみいただけます。


6.中田屋 あんといろ

あんといろ

可愛らしいパッケージと、パステルカラーのカラフルな最中が目を引く、お手作り最中「あんといろ」。
能登半島で栽培された能登大納言小豆を使用した、さらりとした口溶けで甘さが控えめな小豆餡と、カラフルな最中種がセットになっています。
自分で餡を詰めて作るお菓子なので、餡の量もお好みで調整でき、さくさくとした食感、香ばしさを味わうことができます。
家族や友人との楽しいひとときを贈ることができるおすすめのお土産です。
少し残した餡をアイスに添えると、いつものアイスがひと味違う贅沢なデザートになるのでぜひお試し下さい。


7.まとめ

金沢のお土産には魅力的なものが数多くあります。その背景には、金沢の歴史や時代とともに変化してきた文化、職人さんたちのこだわりが詰まっています。ひとつひとつに隠れたストーリーがあるもの面白いですよね。
お土産そのものの美しさだけではなく、そこに込められたストーリーや金沢での思い出を一緒に贈るもの素敵だと思います!喜ばれるお土産が見つかりますように。

– 香林坊大和(こうりんぼう だいわ) –
  石川県金沢市香林坊1丁目1−1Map
  076-220-1111
  Kaname Inn Tatemachiからは、徒歩で約6分
  詳細はホームページ

 

ゲストライター