長町武家屋敷跡は現在も住民が生活をしていて、金沢城下町の象徴のひとつです。その分、静かで落ち着いた街並みは、観光地らしさを感じさせないところが魅力。数多くの和洋建築があり、今回はその中でも定番の建築を紹介していきます！

 

1.武家屋敷跡 野村家

野村家の武家屋敷自体は残念ながら解体されていて、現在あるのは別の建物を移築したもの。しかし、その移築した建物は北前船の船主だった久保彦兵衛の豪邸を移築した建物です。
野村家の武家屋敷跡で特におすすめなのは、美しい庭園。狭い空間に高低差があり、曲水や灯篭などで庭園をより美しく感じることができます。
また、庭園を鑑賞しながら風流に抹茶を楽しむこともでき、ゆったりと過ごせます。雨の日には、雨で濡れた苔や葉っぱの緑が生え、金沢ならではの景色が楽しめるので、雨の日もぜひ楽しんでみてください！

 

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3.金沢市老舗記念館

戦国時代から続く薬屋「中屋薬舗」の旧店舗を移築し、記念館にした建築。明治11年に造られた建築で、武家屋敷が並ぶ長町では周りと少し違った雰囲気を放ちます。
みせの間では当時の様子を再現しており、歴史ドラマなどでみた風景を楽しむことができる場所です。
他にも、企画展で金沢の商人や市民が使用していた道具が展示されていて、タイプスリップをした気分が味わえます。

 

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4.金沢聖霊修道院聖堂

金沢聖霊修道院聖堂は、西洋建築に金沢らしい和を感じることもできる聖堂です。西洋建築のロマネスク様式で、金沢の群青色に縁取りされたアーチ。柱には黒漆、一部装飾には金箔も使用しています。また、聖堂の左側は長椅子が並んでおり、右側はなんと畳が敷かれてるんです！
まさに、和洋折衷に設計されたこの聖堂は昭和6年に、スイスの建築家と金沢の大工によって建設されました。
金沢らしさも感じられる西洋建築「金沢聖霊修道院聖堂」をぜひ訪れてみてください！

 

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5.最後に

長町武家屋敷跡のメインは歴史を感じる街並みを楽しむことです。その街並みに写る建築はどれも、住民が住んでるのでなかなか入れない…今回は、時代も目的も違う建築たちを紹介しましたが、この建築たちはどれも入ることができます。戦国時代から昭和までの歴史をたどりながら、長町武家屋敷の名建築たちをぜひ訪れてみてください！