Kaname Inn Tatemachiの入り口から入ってすぐに広がる、アルコールランプの灯りに灯されたスタイリッシュな空間「Kanazawa Music Bar」。（以下KMB）
生ライブを楽しむライブハウスやライブバーとも違うし、DJは居てもクラブとも違う。
KMBは、専属のミュージックセレクターが1曲ずつ選曲したアナログレコードが奏でる音楽を、美味しいお酒やおつまみと一緒に楽しんでもらう場所です。

1.なぜ今アナログレコード？

レコードにはアナログ独特の音の艶やあたたかみが味わえるという魅力があります。
聴き慣れたデジタル音源の曲も、いつもと違う印象を感じられたり…
そんな新しい音楽体験をぜひKMBでご体感ください！
KMBでは、ジャズ、ソウル、ロック、ディスコ、レゲエ、シティポップなど、不朽の名盤からレア音源まで幅広くジャンルレスに取り揃えています。

2.最高級のサウンドシステム

店内に入ってまず目につくのは、田鶴浜の職人がしつらえた七宝柄の建具に居並ぶ巨大なスピーカー！大沢伸一氏にプロデュースしていただいたハイエンドオーディオがずらり。これらを目にするだけでもここに来る価値あり！

– SOUND SYSTEM –
Speaker : Tannoy Westminster
Mixer : UREI MODEL 1620LE
Turntable : GARRARD MODEL301
Amplifier : McIntosh MA6300 / MC2500
Tonearm : ortofon AS-212S

3.ミュージックセレクター

KMBでは選曲する人をDJではなくミュージックセレクターと呼びます。
セレクターは、お客様の年齢層やその場の雰囲気を読み取り、1曲1曲、意味を持って選曲しています。
スマホを操作すれば人工知能が次の曲をお勧めしてくれる今の時代に、人が一つ一つレコードを選び、針を置く。とても手間がかかるけど、そこまでする意味を感じてもらえると嬉しいですね。（そういうわけでKMBではリクエストはNGなのです。）

4.オリジナルカクテルやお酒に合うおつまみ

KMBのウリはもちろん音楽なのですが、音楽をより楽しむためにはお酒は欠かせないアイテムです！
オリジナルカクテルは、地元のアイテムでローカルアレンジしたものや、音楽をモチーフに創られたものなど、多種多彩な取り揃え。
そんなカクテルや国産ウイスキーをはじめとしたハードリカーに相性抜群なお酒のアテも多数ご用意。もちろんしっかりとしたお食事メニューもお任せください。（フードメニューに関してはまたシェフにいろいろ語ってもらいたいと思います。）

5.まとめ

少し駆け足でKMBをご紹介してきましたが、僕たちが何よりも大切にしているのはリラックスして音楽と向き合っていただける空間を作ることです。（なので大声を出して騒ぐなどの行為はお控えくださいね！）
お酒を飲みながらレコードジャケットを眺めたり、アンプやスピーカーを眺めたり。できるならお店にいる間はスマホから離れて、空間と時間を楽しんで欲しいと思います！
とはいえ、そんなに堅苦しい店でもないのでぜひお気軽に足を運んでください。

ゲストライター